物価高騰が続く中、食料無料配布の利用者は高止まりしているという。東京池袋駅近くの公園では、NPO法人が月に2回、生活困窮者を対象に食料の無料配布や生活相談を行っている。
NPO法人によると、新型コロナウイルスの感染拡大前は1回平均で利用者が166人だったところ、現在は500人ほどで高止まりしているとのこと。
NPO法人「TENOHASI」の清野賢司代表理事は「大型連休で行楽に出かける流れとは全く無縁の方々が並んでいて、若い世代や女性も増えています。コロナ禍に物価高が追い打ちをかけていて、このままでは活動資金が不足するおそれがあります」と話している。