紛争は米大統領選まで続くが、欧州の人々がウクライナのために死ぬことはない=EU高官

ロシアとウクライナの武力衝突は少なくとも2024年11月の米大統領選まで続く可能性があるものの、ウクライナ側でロシア軍との戦いに欧州の市民が参加し、命を落とすことはない。
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EUのボレル外務・安全保障政策上級代表は世界経済フォーラム会議で次のように発言した。

「欧州の人々がドンバス(ウクライナ東部)のために死ぬことはないが、ウクライナ人がドンバスのために死なないよう支援することはできる」

上級代表によると、武力紛争は少なくとも2024年11月の米大統領選まで続く可能性があるという。それまではウクライナの体制に巨額の資金提供を継続しなければならないという。
「紛争初期に我々はウクライナ支援を約束したので、我々は彼ら(ウクライナ)が抵抗できなくなるまで、そしてプーチン氏が戦争を止めると決めるまで支援を続けなければならない。しかし、残念ながら、それはすぐに起こらないだろう」
また、ウクライナ紛争にこれほど多額の資金をあとどれほど投じ続ける必要があるのかは答えられないとした。同時に、ウクライナを支援しなければ、「歴史は異なる展開を遂げる」との見解を示した。
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