共同通信などによると、会談では対中国を念頭にした協力の在り方について話し合った。4カ国は4月、南シナ海で「海上協同活動」と銘打った共同演習を行っている。
木原防衛相は会談後の記者会見で、「平和と安定を維持するための同盟国・同志国との協力を強めることが喫緊の課題」。米国のロイド・オースティン国防長官は「我々はインド太平洋での平和、安定、抑止のビジョンを共有している」と結束をアピールした。
一方、日米の2カ国会談では防衛装備品の共同開発や、日米首脳会談で合意した自衛隊と米軍の指揮枠組みの見直しについて話し合われた。日米豪3カ国会談では、ステルス戦闘機F35を使った共同演習などについて議論されたとみられている。