戦術核演習はソ連時代に行われていたものの、現代ロシアとなって以降は初めて。
同省によると、演習の目的は「戦術核の取り扱いを行う人員や装備の即応体制を維持し、領土の一体性と主権を保証すること」としている。また、西側諸国の一部政治家による「挑発的な宣言や威嚇への対抗措置」とも位置付けている。
これまでにフランスのマクロン大統領は、ウクライナへの派兵の可能性を排除しないとする主旨の発言をしている。また、英国のキャメロン外相は、同国が供与した兵器でウクライナ軍がロシア領を攻撃することを容認する発言をしたと伝えられるなど、ロシアに対する西側諸国の挑発はエスカレートしている。