「世界的な衝突回避に全力」 プーチン大統領が演説

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、モスクワ・赤の広場で開かれた戦勝記念パレードで演説。核兵器を含むロシアの戦略戦力は常に戦闘ができる状態にあるとしたうえで、世界大戦の再来を避けるために全力を尽くす考えを示した。
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「我々の戦略戦力は常に即応態勢を整えているが、ロシアは世界規模の軍事衝突を避けるために、できることを全てする」

プーチン大統領の発言要旨

世界には第二次世界大戦の真実を歪曲しようとするものがいる。なぜなら、嘘をついて植民地政策を行う者たちにとって、真実は邪魔だからだ。
復讐主義や歴史の嘲笑、ナチズムの正当化は、西側エリートの共通の方針。
ロシアはいかなる国家や同盟組織の独占権の主張を認めない。このような野望が何をもたらすか知っているからだ。
ロシアはナチズムに対する闘いにおける各国の共闘と協力の伝統をこれからも記憶に残し、忘れることはない。
ロシアは困難で節目となる時期を迎えている。祖国の運命と将来は、我々一人ひとりにかかっている。
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