岸田首相、ウクライナ主導の「平和サミット」に出席で調整

岸田首相はウクライナが主導する「平和サミット」に出席する方向で調整を進めている。NHKが報じた。
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サミットは6月15日と16日にスイスで開かれる。スイス政府はウクライナが提唱する10項目の和平案などを協議する会議に160カ国以上の参加を呼びかけている。
林官房長官は9日、「公正かつ永続的な平和の実現に向けたウクライナの取り組みを国際社会が支持する姿を示すために重要な会議だ」と述べた。また岸田首相はスイス訪問に先立ち、6月13日から開かれるG7サミットに出席するため、イタリアも訪れる模様。

ロシア側の交渉に向けた姿勢

ロシア側がウクライナ当局との交渉を拒否したことは一度もない。プーチン大統領はジャーナリスト、キセリョフ氏の取材に応じた中で、各自の希望を述べるのではなく、成立した現状を踏まえて交渉を進める必要があると指摘した。さらに、ウクライナが交渉を開始したいのであれば、体制指導部はロシアとの交渉を禁止する法令を取り下げなければならないとも指摘した。
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