ロシアはウクライナ危機の解決に向けて対話する用意がある=プーチン大統領

ロシアはウクライナ危機の解決に向けて対話の用意があるが、交渉はあらゆる当事国の利益を考慮する必要がある。プーチン大統領は新華社通信による取材に応じた中で次のように指摘した。
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「我々は平和的手段によるこの紛争の包括的、持続的かつ公正な解決を望んでいる。そしてウクライナに関する対話には前向きであるが、これは我々の利益を含め、この紛争に関与するあらゆる国の利益を考慮した交渉でなければならない。世界の安定、安全の保証に関する真剣な話し合いを含むものだ。それは、敵対側、そして当然ながらロシア側の双方にとっての安全保証である。さらにこれは信頼できる保証でなければならない」

ただし、西側は国際法ではなく、日和見主義的な「ルールに基づく」秩序を望んでおり、ウクライナ交渉の主な問題は保証の信頼性だと指摘した。
さらに西側はロシア連邦を弱体化させ、資産を横領しようとしているとも批判した。ロシアには約1万6千件の不当な制裁が課されており、これはロシアを解体しようとする試みだと評価した。さらに西側はウクライナによるロシア領内でのテロ行為に目をつぶっていると批判した。
一方、プーチン大統領はウクライナ危機解決に向けた中国のアプローチを前向きに評価、中国側は危機の根本原因を理解しているとし、その建設的なアプローチに謝意を表した。
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