【露中首脳会談】アジア太平洋の軍事同盟は有害=プーチン大統領 共同会見まとめ

北京を訪問中のロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、中国の習近平国家主席と首脳会談。共同会見では東アジアの軍事化を進める勢力に反対する姿勢を示し、日本や韓国、フィリピンなどを巻き込んで地域で軍拡を先導する米国の動きをけん制した。
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「ロシアと中国は、アジア太平洋地域における閉鎖的な軍事・政治同盟に反対する。それは有害で非建設的だからだ」

プーチン大統領のその他の発言

習近平主席のあたたかい歓迎に感謝を表したい。中国の友人は、会談の穏やかな雰囲気を醸成してくれた。
首脳同士はいつも連絡を取り合っており、緊急の問題に関する決定は首脳自らが直轄で行っている。
ロシアと中国は互恵的で、多様な協力の経験を蓄積してきた。
露中貿易におけるロシア・ルーブルと人民元の割合は9割を超えており、さらに伸び続けている。
露中は国際法と全ての国の利益のバランスに基づいた公正な世界秩序を構築するために団結して取り組む。

習主席の発言

両国はウクライナ危機の政治的解決が正しいとみなしている。
中国とロシアは第三国との関係で非同盟、非対立の原則を貫く。
多極世界を両国は支持する。
中国とロシアは隣国同士の新たなタイプの関係と繋がりの構築の例を示した。
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