沖縄の米軍基地問題

駐日米大使が与那国島訪問 米軍機で乗り付け

米国のラーム・エマニュエル駐日大使は17日、日本最西端の与那国島を訪れ、糸数・与那国町長と面会した。大使が自身のSNS上で明らかにした。
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大使によると、好天時には台湾を臨める「最西端之地」の碑を糸数町長と訪れたほか、自衛隊の与那国駐屯地で隊員らと歓談。地元漁師との交流や観光業の視察も行った。
朝日新聞などによると、エマニュエル大使は今回、米軍機で飛来した。与那国島の民間空港を米軍が使うのは、記録で確認できる範囲では沖縄返還以降で初めて。沖縄県は緊急時以外の米軍による民間空港利用を避けるよう求めており、玉城デニー知事は「大変遺憾」とコメントしたという。
米国はこのごろ、日本や韓国、フィリピンなどを巻き込んだ準軍事同盟の形成を進め、中国や北朝鮮への挑発をエスカレートさせている。今回の米軍機による日本の最西端訪問も、中国をにらんだけん制の一環とみられる。
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