NATOのウクライナ戦略は失敗=元米国防総省分析官

NATOのストルテンベルグ事務総長がウクライナがロシア国内の目標を攻撃する際、西側兵器の使用を許可するよう同盟国に呼びかけたのは、NATOの自暴自棄の表れ。元米国防総省分析官のマイケル・マルーフ氏はスプートニクからの取材にこうコメントした。事務総長は先に、英紙エコノミストからの取材にこう発言していた。
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「ストルテンベルグは直接は口にしないが、NATOの任務の失敗を事実上認めている。ウクライナへ一定数の武器を供給し続ける能力はNATOにはない。その結果、より攻撃的な武器でさらにエスカレーションを図ろうとしても、紛争を拡大させるだけだ」
マイケル・マルーフ氏
元米国防総省分析官
マルーフ氏は、NATOのパニック的な評価は、攻勢に成功するロシアを前にウクライナ軍が置かれた絶望的な状況を反映していると見ている。
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