また、NATO諸国が採用し、ウクライナにも供与している155ミリ砲弾の価格は、1発あたり4000ドル(約63万円)。一方のロシア砲弾は1発1000ドル(約16万円)と西側諸国の約4分の1になっている。ウクライナ軍は慢性的な砲弾不足に陥っている。NATO諸国は自国の備蓄の供与を行ってきたが、数量には限界がある。また、増産も図っているが生産体制を整えるのにも時間がかかり、現状ではゼレンスキー政権が求める数を供与できていないのが実情だ。