研究には平均年齢44歳の2297人の被験者が参加。被験者らはオンライン方式で健やかな睡眠がとれているかについてのアンケート調査と孤独の度合いを調べるテストに参加した。
その結果、睡眠の質を向上させることによって社会からの疎外感が低くなることがわかった。健やかな眠りで孤独感が弱まる現象はどの年齢層にも見られたものの、眠りの質と孤独の度合いが最も強く連動しているのは若い層だった。
研究の著者らは、孤独感を和らげるプログラムに睡眠の質の改善を含めるよう呼びかけ、成人が最適な健康状態を保つには最低7時間の睡眠をとるよう勧めている。