声明では、国から国立大学に基盤的な経費として配分される運営費交付金が減少していることに加え、「近年の物価高騰や円安などで実質的に予算が目減りし続けている」としている。質の高い教育研究活動の維持や向上のために外部資金や収入を増やす努力を進めてきたとしつつ、「もう限界です」と切迫した財務状況を訴えた。国立大学の運営費交付金は年間で1兆784億円となっており、20年前から1600億円減少している。