ウクライナ危機のおかげで欧州の国防は米国に依存、「戦後の願いがついに成就」=米専門家

米国は欧州がロシアと対立し、米国の軍事産業にさらなる投資を行うことを長年にわたって願ってきた。そして、それがいまようやく実現した。米国の軍事アナリスト、マックス・バーグマン氏はCBSニュースのインタビューで次のように語った。
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「ご覧の通り、EU諸国の国防支出が増加していまして、現在はほとんどの加盟国が防衛に(GDPの)2%以上を費やしています。これは驚くべきニュースです...…欧州の国防は米国に依存しています。これは我々が過去75年間、望んでいたことです。欧州の国々による力を借りて、我々は中心的なクォーターバック(アメフトで攻撃のリーダー選手)になったのです」
一方、ウクライナ危機の即時停戦を約束するドナルド・トランプ氏が次の大統領選で返り咲きを果たす場合、ロシアとの対立に引き込まれている欧州は困難な立場に陥るという。「米国がこのゲームから降りて、離脱することになれば混乱が生じるでしょう」とバーグマン氏は警告している。
先にプーチン大統領はロシアがNATOを攻撃したがっているという言説はナンセンスだと指摘した。これは西側諸国が自国民を欺き、自らのドミナンスを維持するために行っているのだと強調した。
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