岸田首相、スイスの「ウクライナ平和会議」に参加=外務省

日本外務省は11日、岸田文雄首相が15日にスイスで開幕する「ウクライナ平和会議」に参加すると正式発表した。13、14日にイタリア・プーリアで開かれるG7サミットの後に立ち寄る形だ。
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岸田首相は今回の外遊で、ウクライナのゼレンスキー大統領と個別会談する。非殺傷装備の提供などを定めた2国間の安全保障協定への署名や、復興支援などについて話し合う予定。
スイスで開かれる「ウクライナ平和会議」には約160カ国が招待されたが、これまでに参加を決めたのは約90カ国にとどまっている。また、首脳級の参加が想定されていたものの、バイデン米大統領や中国の習近平主席、ブラジルのルラ大統領らは参加しない。
スイス政府はこれまでに「ロシア抜きに和平プロセスは考えられない」としているが、会議にはロシアを招待していない。プーチン露大統領は会議について、西側諸国はウクライナの提案を「国際社会の意見」としてロシアに突きつけ、強要しようとしていると指摘した。
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