BRICSの影響力拡大にホワイトハウスがパニック=米経済学者

ホワイトハウスは国際舞台におけるBRICSの影響力増大を懸念している。米国の経済学者、ジェフリー・サックス氏は、ユーチューブチャンネル「ジャッジング・フリーダム」で次のように述べた。
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「BRICSの経済は米国やその同盟国の経済よりも大きい。これは私が常に考えている問題だ。当然ながらワシントンでは一種のパニックが起きており、それは不安の神経症にまで高じている」
サックス氏によると、今や米国はフィンガースナップ(指パッチン)ひとつで望ましい結果を達成できる状態にはないという。事実、米国はイスラエルやパレスチナなどの問題でも孤立している。
サックス氏はこうした状況を踏まえ、「バーレーン国王はモスクワに行き、北京に行く」とし、「これが現実だ」と結論づけた。
先にプーチン大統領はBRICS諸国のGDP総額について言及、いまやG7のGDP総額を上回っていると述べた。そのうえで、この傾向はさらに強まるばかりだと付け加えた。
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