プーチン大統領 NICA衝突型加速器を視察

プーチン大統領はモスクワ郊外のドゥブナ合同原子力研究所に設置された加速器「NICA」(ヌクロトロン型イオン衝突型加速器)を視察した。
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NICAは高密度バリオン物質の研究のために、シンクロトロンベースの陽子加速器「シンクロファゾトロン」の一環として造られている。NICAの稼働後、シンクロファゾトロンの研究者らは実験室条件下で、ビックバーン後の最初の瞬間に宇宙が存在していた、究極の物質状態である、クォークグルーオン物質を再現することができる。
NICAの製造には世界30カ国からの研究者たちが参加している。製造作業は2024年末に終了が予定されており、12月には技術テストが開始される。
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