公式サイトによると、「ニコニコ」のサービス全般を利用できない状態について、「ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃によるもの」と説明。サービスの利用を一時的に停止し、関連するサーバーをシャットダウンするなど緊急措置を実施したほか、対策本部を立ち上げ、被害の全容解明・原因究明とシステムの復旧対応を進めているとした。
公式発表の要旨は次の通り：
被害の原因および影響範囲：同社が利用するKADOKAWAグループ企業のデータセンターがサイバー攻撃を受けた結果、相当数の仮想マシンが暗号化され、ニコニコサービス全般が停止した。
停止中のサービス：ニコニコ動画、ニコニコ生放送等のニコニコファミリーサービス、外部サービスでのログイン、楽曲収益化サービスなど。一部のサービスは既に復旧済み。
流出した可能性がある情報：個人情報やクレジットカード情報の漏洩は確認されていないが、引き続き調査を行っている。
今後の対応：影響を受けた機器の利用停止やアカウントのリセット、セキュリティ強化を実施。プレミアム会員やチャンネル運営者への収益分配、クリエイター奨励金などを補償する方針。