トランプ氏によると、6月初旬にUFCの大会でヌルマゴメドフ氏と会った際、紛争を止めるのを手伝ってほしいと頼まれたという。
「私が勝てば選挙後ただちにこの戦争を止める。私はただちにこれを行う。まだ就任していなくても。もしそれまでに紛争が停止していなければ」
トランプ氏はまた、もし自分が大統領だったらロシアがウクライナでその特別軍事作戦を始めることはなかっただろうと再び述べた。
トランプ氏とポール氏は、プーチン露大統領、人工知能(AI)、米実業家イーロン・マスク氏、UFO、バイデン米大統領などについても話した。
プーチン大統領との関係について
「それ(関係)はとてもいいと思っている。私はかなり厳しくもあったが。彼が建設していた非常に高価なロシアのプロジェクトであるパイプライン(『ノルドストリーム2』)を私は止めた... 面白いことに、私にとっては弱い人よりも強い人と関係を築く方が楽だ。弱い人とはうまくいかない」
イーロン・マスク氏について
「彼は並外れた男だ」。トランプ氏は、米スペースX社を率いるイーロン・マスク氏についてこのように述べ、スペースXの活動に感銘を受けていると語った。
AIとその可能性、未来への懸念について
ポール氏とトランプ氏は、AIは素晴らしいが、同時に不安でもあるということで意見が一致した。
「これは現に『スーパーパワー』だが、不安も抱かせる。私は、そこで自分が何らかの製品を宣伝している(AIの)ビデオを1本見た。私の声は完璧で、唇はすべての言葉で完璧に動いていた。
これは恐ろしいことだ... 特にあなたが米大統領で、『あなた』がビデオでどこぞの国に向けて13発のミサイルを発射し、12分59秒後に目標に到達すると発表している場合には。このどこぞの国はどうしたらいいのだろうか?私はイーロン(イーロン・マスク氏)に尋ねた。そのロシアまたは中国が、これは実際にはトランプ大統領ではないと判断できる方法はあるのかと。彼は『ノー』と言った... そういう意味で、これ(AIのテーマ)は非常に危険だ」
宇宙人が存在する可能性について
トランプ大統領は、奇妙な飛行物体について語ってくれた「真剣」で信頼に値する大勢の人々に出会ったが、現時点ではUFOを信じていないと述べ、次のように語った。
「しかし、これらの人々は陰謀論者でも、狂人でもない。UFOについて彼らが言っていることはかなり信憑性がある。何かが存在する可能性は十分にある。そうでしょう?宇宙にはそれほどいろんな惑星がある…」
バイデン米大統領について
トランプ氏はバイデン大統領について、「我が国史上最悪の大統領だ」と述べた。ポール氏は同じくバイデン氏もインタビューに招待している。トランプ氏は、そのインタビューが実現した際には「見てみたい」と述べた。