専門家らは「量子もつれを利用して」強力で集中的なレーザービームを作ると主張している。このようなレーザーはミサイルシステムに用いれば、敵の装備を破壊できるうえ、衛星通信、追跡、地図作成システムにも効果を発揮しうる。量子レーザー開発の助成金を受けたのは、セントルイス・ワシントン大学。プロジェクトのリーダーであるユン・ツンシェン氏は、この新機能が安全な通信の分野で前例のない可能性を発揮し、脳深部のイメージングなど、平和目的でも使用が可能だと断言している。