開票の結果、玉城氏を支持する県政与党の共産党・立憲民主党・社民党などの勢力は、選挙前の24議席から4議席減らして20議席となり、過半数を確保できなかった。
玉城氏を支持しない県政野党の自民党や公明党、日本維新の会などの勢力は28議席と過半数を獲得した。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設については、移設を容認する自民党などが議席を伸ばし、容認派と反対派が24議席ずつで同数となった。
玉城氏は17日未明、選挙結果を受けて「真摯に受け止める。非常に厳しい県政運営を余儀なくされるだろう」と述べた上で、普天間基地の辺野古移設への反対は「揺るぎない思いだ」と強調した。