収集した資料を分析した結果、「ナチスは個々の集落や地域ではなく、住民の完全な抹殺を目指していた」ことが確認されたとのこと。「我々が今手にしている事実は、ひどいとしか言いようがない」と委員長は発言した。第二次世界大戦でソ連の犠牲者は2700万人(日本は広島、長崎の原爆投下による死者を含めて約310万人)に達した。また、ナチスによるレニングラード(サンクトペテルブルク)包囲戦では約90万人もの民間人が犠牲になったが、犠牲者の97%は餓死だった。