トランプ氏の顧問、宇がロシアとの交渉を拒否した場合の支援打ち切りを提案

トランプ前米大統領の顧問、キース・ケロッグ氏とフレッド・フレイツ氏が、ウクライナ紛争解決に向けた計画を策定した。ロイター通信が報じた。ロイターは、これは「最も詳細な計画」だとし、ウクライナに交渉のテーブルにつくよう暗に求めているとの見方を示している。
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ロイターによると、ケロッグ氏は、ウクライナが交渉のテーブルにつかなければ米国の支援は打ち切られると述べた。同時に、ロシアが交渉を拒否した場合、米国はウクライナへの支援を強化するという。
トランプ氏の顧問2人は、ロシアに対して「(ウクライナの)NATO加盟を長期延期すると約束することで、交渉のテーブルにつくよう説得することができる」と考えている。なお、顧問2人は、「現在の前線」に基づいて停戦することを提案したという。一方、フレイツ氏は、ウクライナは「領土をロシアに正式に譲る」べきではないが、ウクライナが「近い将来に全領土に対する管理を取り戻すことができる」かどうかは疑わしいと指摘している。
また同氏によると、「平和を達成する」ためにはウクライナに追加の安全保障を提供する必要があり、それは「(ウクライナの)完全武装」を意味する。
ロシアのペスコフ大統領報道官はこの報道について、可能性のある計画は前線の状況を考慮すべきだとコメントした。これより先、ロシアのプーチン大統領はウクライナとの和平交渉開始の条件を挙げ、ロシアは紛争の凍結ではなく、紛争の終結を提案していると強調した。
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