沖縄の米軍基地問題

沖縄・玉城知事 米兵の性犯罪の通報なしで抗議

相次ぐ米兵の性犯罪の発覚や事件を知りながら政府が県側に連絡をしていなかったことを受け、沖縄県の玉城デニー知事が3日、上京して上川陽子に外相と面会し、抗議した。日本の各メディアが伝えた。
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共同通信などによると、玉城知事は「地元自治体に一切の連絡がなく、極めて大きな問題」と指摘。上川外相は「米側に具体策も含め防止の徹底を申し入れたい」としたうえで、通知の在り方についても対応を検討するとした。
玉城知事はこの日、防衛省と官邸も訪れ、それぞれ鬼木誠・防衛副大臣と栗生俊一・副官房長官に再発防止や通報の徹底などを要請した。
沖縄県では米兵による性的暴行が相次いでいる。6月に明らかになった昨年12月、今年5月の2件では、外務省、防衛省から米側に申し入れを行ったが、いずれも米軍や日本政府から県への連絡はなかった。また、昨年以降このほかにも3件、あわせて5件の事件について報道発表がなかったことが明らかになっている。
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