共同通信などによると、玉城知事は「地元自治体に一切の連絡がなく、極めて大きな問題」と指摘。上川外相は「米側に具体策も含め防止の徹底を申し入れたい」としたうえで、通知の在り方についても対応を検討するとした。
玉城知事はこの日、防衛省と官邸も訪れ、それぞれ鬼木誠・防衛副大臣と栗生俊一・副官房長官に再発防止や通報の徹底などを要請した。
沖縄県では米兵による性的暴行が相次いでいる。6月に明らかになった昨年12月、今年5月の2件では、外務省、防衛省から米側に申し入れを行ったが、いずれも米軍や日本政府から県への連絡はなかった。また、昨年以降このほかにも3件、あわせて5件の事件について報道発表がなかったことが明らかになっている。