バイデン氏は先週の支持者集会で「トランプを標的に定めるときがきた」と発言。その週末の14日、トランプ氏の暗殺未遂事件が起きた。共和党の一部からは、バイデン氏発言が文字通り捉えられ、事件を誘発したのではないかとの批判もあがっている。
バイデン氏本人は「彼の政策を焦点にするという意味で、物理的に標的にする意図はなかった」と釈明した。
一方、記者から「バランスの取れていない人々を刺激しかねない発言について、反省したか」と問われると、「なら現実の民主主義への脅威はどう語ればいい?誰かを煽り立てるかもしれないと黙るのか。私はそうしたレトリックは使っていない。それをやっているのは私のライバル(トランプ氏)の方だ」と反論した。