原因は郵便物の減少。2023年度の国内の郵便の利用数はピークの時の2001年度の48%減の135億通にとどまった。日本郵便は今年10月1日から郵便料金を一斉に値上げする。手紙の料金は84円から110円に26円値上がりする。消費税の増税に伴う改定を除き、1994年以来30年ぶりの値上げとなる。日本郵便は、2022年3月期決算で郵便事業が2007年の民営化以降、初めて赤字に転落。料金値上げを検討していた。