プーチン大統領が特殊部隊大学を訪問して義勇兵らを鼓舞、「私もまた祖国を守る一兵卒」

チェチェン共和国を訪問中のプーチン大統領は20日夜、プーチン記念ロシア特殊部隊大学を訪問し、義勇兵らと面会した。
この記事をSputnikで読む
プーチン大統領はライフル射撃施設の展望台から訓練を視察した後、指揮管制センターでチェチェン特殊部隊の指揮官、教官、特別軍事作戦の義勇兵らと面会した。
この中でプーチン大統領は、こうした義勇兵がいる限り、ロシアは無敵だと語ったほか、祖国を守るうえで「我々全員が歩兵だ」と述べた。
プーチン記念ロシア特殊部隊大学は2013年8月に特殊部隊国際訓練センターとして設立され、2017年8月に現在の名称に改名された。大学は95の施設で構成され、戦場に近い環境で戦闘をシミュレートし、対テロ戦術を実践できる「戦術都市」となっている。大学には落下傘兵の訓練施設や、着水訓練用の戦術貯水池、短距離射撃場、長距離射撃場などがある。
2019年から2024年8月15日にかけて7千人以上の学生と約1万3千人の治安部隊職員がこの大学で訓練を受けた。また大学は2022年4月以降、義勇兵向けの訓練を開始し、これまでに1万8800人が訓練を受け、特別軍事作戦の展開地域へと出征した。
チェチェン共和国のラムザン・カディロフ大統領によると、共和国では数万人の予備役が訓練を終え、戦場に向かう用意が出来ているとのこと。
コメント