ウクライナ財務省によると、戦闘継続のリスク、安全保障・防衛部門への支出増加が予算不足の大きな要因だという。ウクライナは2024年、既に約247億ドルの外部支援を受けているが、年内に追加で135億ドルの融資を獲得する必要がある。
ウクライナ最高会議のウスチノワ議員によると、予算不足は西側の資金援助で補填されていることから、仮に米国が支援をやめれば、残るG7諸国に要求せざるを得なくなるという。
ゼレンスキー氏は2023年11月、430億ドル以上(6兆2450億円)の赤字を抱える2024年国家予算に関する法案に署名していた。