防衛省は航空自衛隊の戦闘機をスクランブル(緊急発進)させ、警告などを行った。日本政府は外交ルートで中国側に抗議し、再発防止を求めた。中国側の反応はまだ伝えられていない。領海では外国軍艦などが侵入しても、無害通航権が認められれば国際法に違反しない一方、領空侵犯の場合は警告や威嚇射撃、場合によっては撃墜も認められている。2012年12月には、日本が実効支配し中国が領有権を主張する尖閣諸島周辺で、中国国家海洋局の航空機が領空侵犯したのを海上保安庁の巡視船が発見。退去を要求する事案があった。