「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は1年半前に交渉の可能性について言及し、我々はそれに反対していないと言った。反対派は、交渉が長引けば長引くほど、合意するのが難しくなることを理解するべきだ」
ラブロフ氏は、特別軍事作戦の開始直後に行われたイスタンブールでの交渉で合意に達するのは簡単だったが、ウクライナがそれを望まなかったと指摘した。
プーチン大統領は今年6月、ウクライナ紛争の平和的解決に向けた提案を打ち出した。プーチン大統領は「ウクライナがロシアの新しい地域の領土から軍隊を撤退させた後、ロシアは直ちに停戦し、交渉の用意があると宣言する」としたほか、ウクライナが中立、非同盟、非核であるというステータス、非武装化、非ナチ化も必要だと指摘した。また、対露制裁の解除にも言及した。