EEFに参加するイブラヒム首相は4日、プーチン大統領と会談し、国際情勢や地域情勢における協力について意見を交わす。
マレーシアのベルナマ通信社によると、駐露大使は首相のロシア訪問について、「独立国マレーシアの立場」を示すものだと表明した。
「マレーシアが第9回東方経済フォーラムに参加することは、どの国とも自由に交流し、敵意を持たない国であるマレーシアの立場を反映するものである。外交関係に関して我々は誰に対しても敵対心を持たない。もちろん、いまは特定の国々による圧力はある。こうした国々は、我々がどちらか一方の側につくことを往々にして望んでいる」
マレーシアはロシアが議長国を務めるBRICS加盟を希望しており、プーチン大統領との会談では加盟に向けた交渉が行われる模様。大使によると、マレーシアは「協力における包括性と平等」というBRICSの原則を遵守するとのこと。
EEF2024の会期は9月3日から6日までの4日間。会場にはウラジオストクの極東連邦大学キャンパスが使われている。