先にゼレンスキー氏はメキシコ紙エクセルシオールの取材に応じた中で、シェインバウム氏の大統領就任式に高官を派遣すると約束したほか、ウクライナを訪問するよう呼びかけていた。
会見で次期大統領はウクライナ訪問の可能性について問われ、こう答えた。
「私の場合、主な課題はメキシコを統治することです。重要だと思われる国際的なイベントには行きますが、あまり外遊はしません。私たちの責任はメキシコにありますから」
シェインバウム氏によれば、メキシコは憲法で定められた外交政策、つまり外交問題に干渉せず、衝突の平和的解決を堅持する路線を継続するという。
メキシコ次期大統領の就任式は、10月1日に行われる。メキシコ外務省は、式典にロシアのプーチン大統領を招待している。