レバノン保健当局は、イスラエルによる23日の大規模攻撃でこれまでに50人が死亡、300人以上がけがをしたと発表している。ヒズボラはイスラエルと対立するイランに近い民兵組織。パレスチナ紛争の再燃後、イスラエルとの緊張関係が高まっており、互いに砲撃を行うなど断続的な交戦状態が続いている。直近ではヒズボラ戦闘員らの通信機器がレバノン各地で一斉に爆発し、37人が死亡、約3000人がけがをする事件が発生。イスラエルは公式には認めていないが、爆発に関与したとの見方が濃厚となっている。