ロシア側の公式発表は、これまでのところ確認されていない。木原稔防衛相によると、露軍イリューシン38哨戒機1機が23日午後0時50分頃に礼文島の北方空域に飛来。午後1時3~4分の約1分間、午後3時31分に約30秒、午後3時42~43分に約1分間と3回にわたり領空を侵犯し、午後5時50分頃に周辺空域を去ったとしている。航空自衛隊はF35戦闘機などを緊急発進(スクランブル)させ対応。対領空侵犯措置では初めてとなるフレアによる警告も行ったという。