石破氏は9日夜、出発に先立ち記者団の取材に応じた。日本の各メディアが報じた。
石破氏は、自身が提唱する「アジア版NATO構想」について、 自民党内で議論が煮詰まっていないため、ASEANや各国首脳に「提起するつもりはない」と述べた。
一連の会議について、石破氏は「日本とASEANとの信頼関係を一層強化したい」と述べ、安全保障分野などでの協力をさらに進める考えを示した。
また石破氏は、現地で韓国、中国、インド、オーストラリア、ベトナム、ラオスの首脳と個別会談する意向を示し、「さまざまな課題もあるが、初めての会談であり、まずは知己を得ることが大事だ」と述べた。