駐日イスラエル大使 ガザと80年前の日本の比較は「不適切」 SNSの反応は真っ二つ

イスラエルのコーヘン駐日大使は13日、パレスチナ自治区ガザの状況を80年前の日本と比較した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の箕牧智之代表委員の発言を「不適切かつ根拠に欠ける」と批判した。コーヘン氏のこのコメントはX上に発表された。
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箕牧氏は被団協がノーベル平和賞を受賞した際の会見で、「子どもが血をいっぱい出して抱かれている」ガザ地区の様子が「80年前の日本と重なる」と発言していた。

‍コーヘン大使の批判について、日本人SNSユーザーの意見は様々に分かれている。

「寧ろ、状況は酷似。比較されるのが嫌ならば、停戦交渉中の相手の幹部殺害、国連平和維持軍への攻撃等、正気に沙汰を失ったとしか思えない行為を止めるべき」
「ガザの状況はハマスがテロを行ったのが原因であり、イスラエルは自衛権を行使しているだけ。一方で、当時の日本はアメリカと正式に交戦。当時の日本は今のガザとは全く異なる」
「厳密に比較すれば、ガザと80年前の日本の状況は大きく異なる。多くの民間人が死亡し、児童が怪我をしているガザの苦境が見るに耐えないのが比較した理由だろう」
「圧倒的かつ一方的な攻撃で一般市民が無差別に殺戮されているという事実は、80年前の日本も今のガザも同じ」
「比較が適切かは分からない。だが、どちらも犠牲になっているのは戦争に責任が無い一般市民」
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