発表によると、イスラエル軍は戦車メルカバで、監視塔に向かって砲撃。カメラ2台が破壊され、塔も損傷した。国連レバノン暫定軍は「直接的かつ明らかに意図的な発砲をまたもや目撃した。イスラエル軍は国連施設の不可侵性を尊重するよう注意喚起する」としている。
一方、イスラエルのカッツ外相は「それはアクシデントだった。国連部隊への攻撃は我々の方針ではない」と故意の攻撃は否定した。
さらに外相は、イスラエル側は「問題解決に向け取り組んでいる」と強調。国連レバノン暫定軍は撤退を望んでおらず、イスラエル軍や外務省が窓口となって交渉中だと説明した。
イスラエル軍は1日からレバノンにおける「限定的地上作戦」を実施している。13日にはイスラエル軍が国連レバノン暫定軍の拠点の正門を破壊し、強行突入したと伝えられ、各国から非難の声があがっていた。