防衛省によると、全国の自衛隊や在日米軍の施設のほか、民間の空港・港湾、奄美大島、徳之島、沖永良部島などの離島でも行われる。訓練内容は統合防空ミサイル防衛、島しょ防衛、パラシュート降下などとなっている。
自衛隊からは3万3000人、米軍は1万2000人が参加。オーストラリア軍やカナダ軍も一部参加するほか、NATO、フランス、ドイツ、インド韓国、フィリピン、英国などからもオブザーバーを招へいする。
日米合わせて約40隻の艦船、約370機の航空機も参加。米製の輸送機オスプレイも使用される。
これまでにロシア外務省は、演習実施を前に日本側に抗議。自国の防衛力強化などの対称的な対抗措置を警告した。一方、これに対し在露日本大使館は「受け入れられない」と反論した。