また、「ロシアは常に核兵器使用の可能性を排除し、平和を推進してきた国であった」とも強調した。
同日これに先立ち、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、核抑止に関する新たな国家方針を定めた大統領令に署名した。核兵器の使用条件が具体化された一方、使用はあくまでも防衛のための最終手段との方針は変わっていない。
一方、ペスコフ報道官は「我々は一極集中世界から多極世界に移行している」と指摘し、「相互尊重に基づき、いかなる新植民地主義の兆候をも拒絶し、我々の国々に対する脅威のない、諸国が他国からの干渉を受けずに自らの問題を解決する世界であるべきだ」と述べた。