中谷防衛相の主な声明:
中国の軍事活動の活発化、9月の中国空母の接続水域航行、尖閣諸島、東シナ海情勢、中露両軍の共同行動に懸念。
日中防衛当局間の率直な議論と意思疎通は極めて重要。
董国防相の主な声明:
台湾、沖縄、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の問題に懸念。
日中の防衛当局間の議論は両国関係と地域の平和に重要な意義。
前向きな動き:
自衛隊と中国軍の交流再開に向けた対話、交流の推進を確認。
日中防衛当局間ホットラインの適切な運用を申し合わせ。
日中防衛、国防相会談を前にした11月19日、中国側から8月26日に中国軍機が行った日本の領空侵犯について日本の外務省、防衛省に対し説明があり、「進入する意図はなかった」、以後、再発防止に努めるとする、一歩歩み寄る姿勢が示された。
なお、中谷防衛相は同日、韓国の金龍顕国防相とも会談。韓国国防省の発表では、中谷防衛相の年内の訪韓で合意した。防衛相の訪韓は2015年以来9年ぶり。