「ロシアは極超音速ではないミサイル、つまりマッハ5を超えないミサイルを用いることも可能だが、戦場で極超音速兵器を用いるということ自体が、ロシアが無敵の極超音速兵器を保有しているという非常に明確なシグナルとなっている」
同氏は「欧米にはこのタイプのミサイルを迎撃する手段がない」と強調。
「つまり、このメッセージには2つの意味がある。通常兵器によるエスカレーションを警告する非核の警告と、これらのミサイルに戦術核兵器が搭載される可能性があるという長期的な核の警告だ」と付け加えた。
ロシア軍は21日、ウクライナ東部ドニプロペトロフスクに向けて最新の中距離ミサイル「オレシュニク」を初めて使用した。プーチン大統領は、オレシュニクが戦闘の中で試験的に発射されたのは、ロシアに対するNATO諸国の攻撃的な行為への返答であると明示した。