「我々が傍観している間にBRICS諸国がドルから離れようとするという考えはもう終わりだ。我々はこれらの国々に対し、新しいBRICS通貨を創設したり、強力な米ドルに代わる他の通貨を支援したりしないという約束を求める。さもなければ、100%の関税に直面し、素晴らしい米国経済への展開に別れを告げることとなる」
トランプ氏は国際貿易において米ドルに取って代わろうとする国は「米国に別れを告げる」だろうとも付け加えた。
先にプーチン大統領はBRICS共通通貨の創設を議論するのは時期尚早で、現時点でそうした目標は掲げていないと述べていた。共通通貨の創設にはBRICS加盟国のさらなる統合と構造的類似性が必要だと説明していた。
なお、ロシアが行う貿易は3分の2が各国通貨で決済されており、BRICS諸国の間でその比率は88%に達している。