ウクライナ人は兄弟民族、虐殺などしない=ラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相は米FOXニュースの元キャスター、タッカー・カールソン氏の取材に応じた中で、ウクライナ民族との関係についてロシア側の考えを伝えた。
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「我々は住民の殺戮など目指していません。我々がこの戦争を始めたわけではありません。我々は長年にわたり、NATOの接近が問題を引き起こすと警告してきました。ウラジーミル・プーチン氏は【歴史の終わり】だとか、自分たちの【ドミナンス】だとかを夢見る人々に対し、国際的プラットフォームで何年もこのことを説明してきました」
そのうえで、「ウクライナ国民を虐殺するつもりなどありません、ロシア国民にとっての兄弟姉妹なのです」と強調した。
この関連で外相は中東情勢について言及、イスラエルによる報復攻撃ではわずか1年間の間にパレスチナで4万5千人以上の民間人が殺害されたのに対し、2014年以降のウクライナ危機で犠牲になったロシア、ロシア双方の民間人数はその半分以下に留まっていることも指摘した。
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