トランプ次期米大統領の政策が経済に与える影響や、2025年の春闘での賃上げに向けた動きを見極めるべきだと判断したとみられている。日銀の決定を受け、19日午前の東京外国為替市場では、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが強まり、円相場は約1ヶ月ぶりに一時1ドル=155円台まで値下がりしている。日銀は今年7月に追加利上げを決めたものの、9月、10月、今回と3会合連続で金融政策を維持した。