プーチン大統領の「決闘発言」をペスコフ報道官が説明 「オレシュニク」の威力を改めて強調

プーチン大統領の「ハイテク技術による決闘」に関する発言は、新型ミサイル「オレシュニク」の脆弱性を指摘する人々へのリアクションだった。露大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官がこのように述べた。
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19日に行われた1年を総括する大型記者会見で、プーチン大統領は西側諸国に対し、「オレシュニク」を用いた「ハイテク技術による決闘」を申し入れる主旨の発言をした。
「この発言は、この兵器システム(「オレシュニク」)に脆弱性があると西側の専門家が主張していることについて答えたものだった」
露大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領の発言について記者団から問われ、このように説明した。
その上で、ペスコフ氏は「オレシュニク」について、核兵器の性質を持つものではないものの、現存するあらゆる兵器の一世代先を行くものだと強調。「まさに兵器技術における革命だ」と語った。
プーチン大統領は同会見で、NATOのミサイル防衛システムには「オレシュニク」を迎撃できる見込みは全くないと断言した。
これより前、プーチン大統領は「オレシュニク」のような最新兵器システムを十分な数だけ保有すれば、核兵器を使用する必然性は無くなると指摘していた。
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