建設予定地の大浦湾側では軟弱地盤があり、海底に「砂杭」を7万本埋め込み地盤の改良工事を行う。日本メディアによると、この日は杭打ちの前段階にあたる砂の投入に着手した。
これまでに大浦湾側では杭の試し打ち、サンゴの移植などの準備を進め、8月には護岸整備に着手し工事が本格化していた。直接地盤の改良工事を行うのは今回が初めてとなる。
この日は奇しくも、工事を許可しない沖縄県に代わり、国が強制的に許可を出す「代執行」が行われて1年の節目。玉城デニー知事は現在も国の強硬姿勢に否定的な立場だが、工事をめぐる一連の裁判で県は敗訴し、新基地建設は既成事実化している。