公判は在日本上海総領事館の岡田勝総領事らが傍聴した。判決では被告の男が「借金苦から生きているのが嫌になり子どもを含む3人を殺傷。犯行は極めて悪質で社会的影響が重大」と指摘した。動機をめぐり日本に関連する言及はなかった。
事件は昨年6月24日に発生。日本人学校のスクールバスを待っていた日本人親子が刃物で切り付けられた。死亡したバスの案内役の中国人女性、胡友平さんは、犯人のバスへの侵入を阻止した際に刺されたと伝えられ、中国共産党は「正義のために勇敢に行動した勇士」の称号を授与した。
一方、深圳で日本人男児が殺害された事件については、24日に初公判が開かれる。