こうしたなか、衆議院予算委員会ではれいわ新選組の櫛渕万里共同代表がこの話題に触れ、「『貧乏人は麦を食え』と言ったのは誰か」と質問。「麦も高く、『麦を食え』とも言えない状況になっている」と指摘する場面があった。米高だった1950年、当時大蔵大臣だった後の池田勇人首相は「所得の少ない人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に沿った方へ持って行きたい」と国会で答弁。これを「貧乏人は麦を食え」との見出しでマスコミが誇張報道した結果、池田蔵相は辞任に追い込まれた。