米国は「平和への道」と呼ばれる独自の決議案を提案する。決議案は以下の3点に集約される。
1.
国連総会は「ロシア・ウクライナ紛争」における人命の悲劇的な損失を悼む。2.
「紛争」の早期終結を求め、ウクライナとロシア間の恒久的な平和を呼びかける。3.
「国連の主な目的は、世界の平和と安全を維持し、紛争を平和的に解決することである」米国は「ロシアによるウクライナ侵攻」で西側が好むレトリックを放棄し、ロシア軍の撤退も要求しなかった。
この決議案を受け、ロシア側は米国の決議案に修正案を提出、ウクライナ紛争の根本原因(NATOの東方拡大)を除去する必要性についての文言を挿入した。