トランプ氏が批判している自動車の安全基準等の非関税障壁について、「アンフェアと言われないようにきちんと詰める」と対応を検討する考えを述べた。
農産品輸入の基準については「食の安全を譲ることはない。日本人の安全はきちんと守っていく」と慎重な姿勢を示した。
トランプ氏が在日米軍の駐留経費などについて不満を示していることについては、「安全保障と貿易を絡めて議論をすることは正しいと思っていない。関税と絡めない形で議論する」と強調した。
また、石破首相は、トランプ氏の優先課題について「日本に限らず世界各国との貿易赤字の解消が一番だ」との見解を語った。